●第34壊 09年10月6日 タイヤ交換 走行距離19179km


 2分山まで磨り減っただけでなく、サイドウォールからトレッドまでヒビ割れになってしまった下駄山タイヤを交換。当時物のYokohamaタイヤともお別れです。


 今度のタイヤはNITTOのスノータイヤ。と、言ってもスタッドレスではないので普段乗りでも問題ないでしょう。アメリカの積雪地で乗りっぱなしの旧いミニトラックなんかが履いてるアレで、6.00−16 6プライのナイロンタイヤ。



 10分山だけにハンドル軽々、燃費も良くなろうと思いつつもこのSJ20V自体一寸調子が悪そうな感じ。それにしても黄色い車体に茶色いホイールはどうかと思いましたが、中々かわいく似合っています。


 バン型ボディ探し続行中!

今回の出費
タイヤ代 15,000円(送料込み)
ここまでの費用 435,184円




●第33壊 09年7月23日 車検 走行距離17900km

 さてさて更新が遅れておりますが、無事に車検継続中です。

 勿論、車検はすんなり通したのですが、事前の書類を出す段階でケチがつきました。ここからは法律上グレーなゾーンのお話。整備記録簿にはきちんと、嘘偽り無く明記したのですが。

 整備記録簿をマジマジ見ながら検査官「ブレーキは整備してくれました?」
 G「ハイ。」(してくれたってナンやねん。し・て・く・れ・たとは)
 検査「でしたらね・・・・」

 渡されたのがコレです。
写真 写真

 G「はぁ?」
 分厚い整備書みたいなの見せながら検査官「このように他人の車(妹の名義にしてある)を分解整備される場合は認証を取ってもらわなけでばいけないんですよ。」

 検査「知りませんでしたぁ〜?」

 G「知ってますけど。」

 検査「ほなブレーキ整備された事にはなりませんので指定の認証工場へ行ってください。」

 G「あ・の・ね・え。」
 G「そりゃ厳密に法令上はそういう事ですよ。で・も・ね? 家族の車両の場合は本人立会いであったとか、ここで受験者が本人になり代わってとかいう扱いになるでしょうよ(近畿陸運局にて確認済)。」

 G「大体、民法上家族間で責任問題が発生しようもない状態で、どうやってそういう方向へ話を持っていくんですか(不可能だと近畿陸運局に確認済)。第一、整備事業者じゃない個人に対して認証が必要とは何事や?」
 G「ナンなら整備”責任”者として妹の氏名を記しましょか?それならOKですわな(もちろん確認済)。ここに整備者本人が署名したのはグレーな中でせめてもの誠意ですよ?因みに同じ状態で10年以上検査受けてきましたが、その点も精査するという事ですよね?」

 G「とりあえず今日は絶対に検査受ける。記録簿に関してはブレーキ未整備って明記して受けるから、その件については後に文章で通達してもらえます?」

 検査汗「はい・・・・わかりました。」

 勿論、しっかりラインを通過して合格をもらいました。

 後に近畿陸運局に直接問い合わせたところ、担当の方が丁寧にお詫びしてくれました。 姫路の支局だって、いい人が多いしプロなんだから尊敬もしてます。しかしこういう「いぢわるな」人もいる。 そもそも、こういう事を言ってくるというのは「チョット素人をイヂメてやろっかな〜」程度の事だと思う。  整備記録簿の署名にしても、確かに厳密に言えばそうだけど、もし法令遵守を目指して言っているなら記録簿の記載自体が虚偽申告状態でロクな整備も受けずにラインを通過している車両がかなりおるわけです。

 グレーになっているのは責任上の問題と、指定工場でなくても精通したユーザー自身によってきちんと整備を受けていると判断されているからです(例によって確認済)。


 ユーザー車検が浸透して、各ユーザー自身が所有車について保守管理の目を養って自己できちんと責任を負うという地盤ができてきているのに・・・こういう事をしていたら勿体無い。

今回の出費
車検費用 31,325円(オイル・フィルター代込み)
ここまでの費用 420,184円


●第32壊 08年12月22日 新展開間近か? 走行距離13700km

 久しぶりの更新です。この車両の場合・・・更新=トラブル。


 久しぶり・・というか史上初?の路上レスキューです。

 
 早い話がクラッチワイヤーが切れました。カシメのところで固定と引っ張りにお疲れになって疲労破断。スッパリぶちキレていますね。こういう場合は一旦エンジンを切って1速にシフト。そのままセルで前進させながら回転をあわせてシフトチェンジを行うと、とりあえず家まで帰れます。が、妹にそれをさせる訳にもいかず・・・仕事が終わってからJB31で引っ張りに行きました。

 
 幸い、予備を常備していますので交換して復帰しました。しかしクラッチワイヤーの交換というと、床に這いつくばるんですよね。すると動くんです。

 床が!

 もう強く蹴ったら間違いなく抜けます。

 
 そしてココ・・・・・物凄い勢いでサビが侵攻しています。下の5ヶ月前と比べてください。半年でココまで溶けるとは、もう普通じゃありません。


 切れちゃってますから・・・・・・・・・・屋根も穴。勿論、全身がこんな状態です。というか実際にはもっと凄いです。さて・・・・・SJ20Vに明日はあるのか!?

今回の出費 
0円

ここまでの費用 388859円



●第31壊 08年7月18日 車検 走行距離12900km

 更新が滞っているのはこれといった出来事が無いからですが、決して平和な訳ではありません。早いもので4回目の車検です。うちに来て4年も経つんですね。車検自体はお決まりのヘッドライト光量不足でエンジン全開通過、あとは車体番号末尾一桁が難読、マフラーの腐食が指摘されました。厳正な検査は構いませんが、完全ノーマル車に対して下げ振りでの寸法確認など、異常なほどの厳しさでした。
 腐食したマフラーは借り物に交換し、車体番号はワイヤーブラシで擦ることで出現しましたが、「3」が少し消えかかっていて今のうちに保護しておかないと次は職権打刻となりそうです。


 
 車検はスンナリ(?)通り、面白くもなんとも無いかと思いますのでキモいサビ具合でも見てココロを癒してください。昨年の11月撮影からの進行具合ですが、凄まじいものがあります。助手席ドア上は更に溶け、ペラペラのサビた鉄板というよりは帯鉄と化していました。助手席の高級偽レザーシートにはサビが積もっていますが、納得できる状態です、納得したくないですが・・・・・・


 
 表面の穴も拡大されています。驚くべき事に、ウエザーストリップの下のサビた鉄(幅1cm)だけで繋がっています。表面のぶくぶくも拡大されています。反対側の同じ部分は完全に切除していますが、元の鉄板を残した助手席側はご覧の通り。多分、突くと盛大に貫通するのでしょう。しかしここが崩壊するとどうしようもなくなるので触れずにいます。


 
 屋根前端の少し後ろ・・・・やはりぶくぶく拡大。黄色の塗膜で保っているようにも見えますが、塗膜の下で安定してサビているとも言えます。天井はぶくぶくがサビで食い破られています。黄色もずいぶん退色しましたね。いっそのこと盛大にやっつけてしまいたいですが、毎日の通勤の足となると手が出せるような状況ではないです。



 リアゲートの隅。こちらも拡大しています。塗膜の様子からお解かりいただけると思いますが・・・・・全て内部からキています。正直、ボディ換装を真剣に考えています。SJ10のバンボディをお持ちの方はそっとご連絡ください。謝礼として何かイイモノあげます(イイモノの判断基準は人それぞれです)。

今回の出費 
車検費用 31325円(オイル・フィルター代込み)
ここまでの費用 388859円




●第30壊 07年12月18日 シート交換 走行距離10600km
 
 先月に交換したコブラ・クラブマンですが・・・・・・猛烈にクレームが来ました。サイドサポートが邪魔で乗り降りし難く、4点ハーネスを締めるとサイドブレーキに手が届かない。個人的にはサビて折れそうなボディに対して安全面の向上とシートスライド機能の追加、しかも全くお金がかからないという面から良かれと思い導入したのですが、裏目に出ました。
 そこで座り心地とサポートが適度にバランスの良いカプチーノのシートに交換しました。本当は次プロジェクトに使う予定だったのですが・・・・。オークションで購入した超極上のシートです。SJ10、20の場合、バンはボディがブ厚いので使うシートの幅には気を遣います。


 運転席側はコブラ用のスライドレールを改造して取り付けました。助手席側は別にスライドする必要は無いので、鋼材をバチバチ溶接して画像のようなステーを製作しました。一応、色々なシートに対応できるようにしてあります。
 リクライニングも可能ですし、上半身のサポートも適度で快適です。今回はシートのオネダン20000円に送料5000円(位だったと思う)とレール(新品は15000円)・材料代少々に工賃ヌキで30000円ポッキリほど徴収します。
 快適になりましたが、折れそうなボディは相変わらず・・・・・・走ってみるとボディが菱形に歪むような嫌なキシミ音が・・・・・・。床に這いつくばっていると助手席側が変に波打っているのを発見してしまいました。でもこのクルマは嫌いになれません!

今回の出費 30000円
ここまでの費用 357534円


●第29壊 07年11月2日 悲劇的状況 走行距離10520km

 運転席のシートバックがサビて折れた(!)ので、手持ちのバケットシートに交換しました。安全面も考慮してシュロスの4点ハーネス(黒/黄)も取り付けました。オリジナルの方が雰囲気があるのですが、今のところシートはこれしかありませんので我慢です。助手席の座布団とのコントラストが強烈ですね。
 ついでに室内を清掃しましたが・・・・・積もっているのは埃ではなくサビです。

 
 発生源はこの全体がサビという恐ろしい天井や、その骨組み・・・というか室内全体がサビです。

 
 フロアにも穴。これはカワイイですが、リアゲート付け根を見るとボディ構造がわかるようにマイナーチェンジされ・・・・・・・・・・・・・・

 
 見上げるとサクサクしたAピラー周辺です。ちょっと触ってみたら崩壊しました(!)ルーフ付け根から全体的に部食していて、少し見えている細いサビサビの鉄骨だけで固定している状態です。

 
 しかも新しい窓が増築されていて屋根と分離する寸前(大泣。ボディ表面も全体的にブクブク.。o○なんです・・・・・・・・・。ギャップを越えた時に、ボディ全体が轟音と共に軋むのですがこの辺り(というか全体)が問題です。
 一年程度で路上復帰し、青空駐車で雨の日も風の日も通勤に耐えてきたこのボディですが、最早サビを削ってパテで埋めてどうこうといった領域を遥かに超えています。残る道はボディ交換・・・・・・・・・・・・・もう涙で何も見えません。

今回の出費 0円
戦闘能力 -2000000

ここまでの費用 327534円




●第28壊 07年7月18日 車検3回目 走行距離10100km

 もう3回目の車検です。この時期が車検というのは失敗しました・・・・・。エアコンのないバン車は強烈です。
 
 今回の車検整備は
 キャブレターのフルOH
 エアフィルター交換
 オイルフィルター交換
 オイル交換
 点火時期調整
 ブレーキ調整
 エアクリーナーはSJ30用です。実際の車検はあっという間に終わってしまいました。これといって調子が悪いワケではありませんが、ボディの錆がかなり進んでいます。フロアーは微妙にフワフワしていて、ホイールハウスには穴。リアゲート付け根にも穴ぼこがあり、Aピラーの車内側は錆の皮一枚といったところです。ボディ全体が不気味に軋むのが大変気になりますが、ここまでキているとボディ交換が手っ取り早くて安いと思われ、難しいところです。
 白エイトが綺麗になりつつあるのですが、この調子だと延々と修理を続ける羽目になりそうな予感爆大です・・・・・・・。

今回の出費
車検費用 31325円(オイル・フィルター代込み)
エアフィルター 1500円
合計 32825円
ここまでの費用 327534円


●第27壊 07年6月17日 ワイパーリンク修理

 さてさて、SJ20Vも3回目の車検が迫ってきました。と、同時に梅雨です。雨天となれば当然ワイパーを作動させる訳ですが、運転席側のワイパーが垂れています。おまけに作動させると窓以外のところまで拭く上にガコンガッコンとうるさいのです。アーム本体は以前に固着を解消したのですが、またワイパー修理です。

 
 これはリンクの不具合。リンクアームにはプラスティックのブッシュが入っていますが、このブッシュが経年劣化で割れていました(画像は正常な状態)。このブッシュは取り外し不可で、部品設定もアッセンブリーです。この部品の破損で多いのが、取り外し時の破損です。どうしてもマイナスドライバーでこじってしまいますが、そうすると割れます。正解は真っ直ぐに引く(あるいは押す)です。意外なほどスンナリと外れますので参考までに。
 さて、修理ですが配線用のグロメットの中から外径の合うものを探してきて加工しました。この部品は数年前に何かの廃車から外しておいた物です。意外なところで役に立ちました。ラバーグリースを塗布して完成です。


 リンクアームを装着して完成。動作もバッチリで、きちんと窓の範囲内のみを拭いてくれて音も静かです。ふき取り能力も上がりました。なによりワイパーがダランと垂れているとポンコツみたいですので、外観がビシッとしました。

今回の出費 0円
ここまでの費用 294709円